単身赴任と家族との別れ。そして娘の涙・・・。
我が家には、高専1年の長男を筆頭に中2の二男、そして小2の長女がいます。長女は末っ子であり、そして、唯一の女の子ということもありそれこそ目に入れても痛くないほど父親からすれば可愛い存在です。そして大のパパっ子。去年の4月にマイホームを購入して幸せな毎日を過ごしていたのですが・・・。
今月の4月に会社から辞令が。再び単身赴任生活の始まりです。
さてさて、子供たちにどのように説明しようか・・・。
長男二男には、以前も単身赴任をしていたせいもあり、すんなりと話せたのですが、小2の娘にどうやって説明すれば・・・・。
辞令が出て4日後の午後、娘とおやつを食べているときに話してみることにしました。
パパは少し遠くに行ってお仕事をすること。毎日、娘と寝てあげられないこと。朝ごはんを毎日一緒に食べられないことなどなど、ゆっくりと小学2年生にでも理解できるように話してみました。
急な話だったこともあり、そして、かなりびっくりしたのでしょう。
それまで、笑顔でおやつを食べていた娘は、おやつに手を運ぶこともやめじっと私の顔を見つめていました。そして、瞳はみるみる涙でいっぱいになり、頬を伝う一筋の涙。
あんな娘の顔を見たのは初めてで、それこそ胸が張り裂けんばかりに痛みました。思わず引き寄せギュッと抱きしめてしまいました。
単身赴任に出発する当日、娘は泣くことを必死に我慢しつつも車に荷物を積み込むお手伝いをしてくれました。あっちに行っても元気でね。うちのこと忘れたらだめよ。とか言いながら荷物を一つずつ運んでくれました。
最後の荷物を運び終えそろそろ出発、車に乗り込もうとするときに
「パパ行ってらっしゃい・・・。すぐに帰ってきてね。」
ここで我慢の限界だったのでしょう。「パパやっぱり行かないでー!」と大号泣。
ギュッと抱きしめてしばらくすると落ち着いた様子。
「娘ちゃんが困った時はすぐに帰ってくるから大丈夫。約束ねっ。ママのこと、お兄ちゃん達のことしっかりと頼むね。もうお姉ちゃんになってるんだから大丈夫でしょ?」
「うん、頑張る。だから、パパも早く帰ってきてね。」
「わかった。じゃあ、パパ遅れるとまずいから、もう行くね」
そんな別れの朝から、二十日余り。
今日は二十日ぶりの帰宅の日です。あすは娘の参観日。
久々の娘孝行してきます。
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