保護猫ちゃんの譲渡をどうするかの最終判断、そして・・・
こんにちは。
前回のブログで報告した通り、譲渡寸前まで話の進んでいた子猫ちゃんに心臓疾患(心肥大)が発覚! この先どうなる??
12月2日 その日の夜、仕事を終え家に帰った私は、さっそく今日の電話のやり取りを家族に話さなければなりませんでした。
リビングを見て唖然としました。子猫を迎え入れる準備はすでに万端。リビングの模様替えを終え、ケージ、キャットタワーも設置し、すでにいつ猫が来ても問題ない状態。そして、子供たちの嬉しそうな笑顔と猫話。
夕飯も早々に終わらせ、家族に話してみました。
・今日、譲渡主さんと電話で話をしたこと。
・子猫ちゃんに心臓疾患が見つかったこと。
・すぐすぐに命にかかわることではないけど、もし血栓が出来て、下半身の血管が詰まると下半身麻痺も起こり得ること
・治療は難しく、血管を拡張させる薬を一生飲み続けなければならないこと
・天寿を全うするまで症状の出ない猫もいること
・約束通り猫ちゃんはお渡しできるけれど、不安要素もあるので今回の話は無かったことにしても問題ない。 お父さんの判断次第であること。
家族全員の顔色がみるみる変わっていきました。そして、続く沈黙・・・。
お父さんの独断になるけど、今回の話はいったん白紙に戻そうと思う。可愛いだけじゃ済まされないし、不測の事態が起きた時に、不慣れな自分たちより、猫に慣れている方の側の方がいいと思う。馴染みの獣医さんもいるみたいだし。みんな、それでいいかな?
家族もしぶしぶ了承したものの、さっきまでの明るい雰囲気はどこへやら。特に長女は相当なショックを受けていたようです。
猫ちゃんを迎え入れるのは、やめた訳じゃないから、気長に待っててよね。
その日の深夜。日付は12月3日。
新しい候補の猫ちゃんを探して、ペットのおうちを開いてみました。
偶然にも、見つけました! 今回白紙に戻した子猫ちゃんに似た感じのオス猫。しかも私と同一市内からの募集です。しかも、以前にもほんの少しの間、ペットのおうちに掲載されていた猫ちゃんです。あの時は、すぐに掲載もストップされ募集することもできませんでした。それが、再びの掲載。すぐに里親に応募いたしました。
12月3日 早朝には、先方さんより連絡もあり、無事にお見合いのコンタクトに成功。しかも、お見合いは今日の夕方にアポが取れたのでした。
お見合いのアポの時間は17:00過ぎ。仕事も早々に終わらせ、家族そろってお見合い先の先方さん宅の近所についたのが16:30。少々早く着きすぎました。
17時まで車の中で待機です。気長に待つこと30分。約束の時間になりましたが先方さんから一向に連絡の来る気配がありません。17:20を過ぎようとした頃、さすがに待ちきれなくなった娘が、相手に連絡してほしいとのことで、電話をかけてみました。
「おかけになった電話番号への通話はおつなぎ出来ません。」 ?
5分後 もう一度、コールしてみました。
「おかけになった電話番号への通話はおつなぎ出来ません。」 ??
お父さんどうしたの?電話に出てくれないの??娘は今にも泣きだしそうな顔をしています。
念のため、ググってみると
「おかけになった電話番号への通話はおつなぎ出来ません。」
・・・迷惑電話ストップサービスに登録されているようです。
なんで?もしかして、ほかの候補者さんの方に猫ちゃんは行くことになったのか?
断るのが嫌で、連絡できないようにされてしまったのか?とか、いろんなことが頭をよぎりました。
家内は隣で、完璧なあきらめモード。お父さん騙されたんだよ!帰りましょ。娘は大泣きです。もう10分だけ時間頂戴。あんな朝早くからメールのやり取りして、こっちを騙すメリットなんてないじゃん。きっと何か事情があるんだよ。と、何とか説得して、もう10分だけ。車内で連絡を待ってみました。
17:50 とうとう連絡もないまま、約束の10分も過ぎ去り、私は車を走らせました。車内は暗く、そして険悪なムードです。帰り道は泣きじゃくる娘を説得させるのが大変でした。ようやく、娘も泣きやみ、まもなく家に到着するころになって 携帯に着信が!
「あの、何回か着信が入ってたんですけど、どちらさまですか?」
「今朝方、メールさせてもらったオルカです。子猫ちゃんの件で・・・」
「あーっ! ごめんなさい。仕事が遅くなり、今携帯の電源を入れたばかりなんです。お待たせして本当のごめんなさい。今からでも大丈夫ですか?」
「えっ、いいんですか?では、さっそく向かいます!」
18:30 約束の時間に遅れること1時間半。
ようやく子猫ちゃんとお見合いすることが出来ました。
「もし、良かったら、そのままお持ち帰りになられても大丈夫ですよ。よろしくお願いします」 と なんともうれしい言葉。
「ありがとうございます。喜んで」
こうして、我が家に新しい家族が増えたのでした。
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