◇◆◇且緩々◇◆◇

慌てず、焦らず、ゆっくりと・・・。のんびりと今日までの出来事、印象深かったことなど綴っていきます。そして、猫との暮らしを少しずつ書いていきます。

<桃薫> 桃の香りのするイチゴ お値段は一粒1,200円?!

 

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苺(イチゴ)・・・バラ科の多年草。見た目も可愛くて愛らしく、春を代表する果物ですよね。そのままでも食べてもよし。練乳をかけたり砂糖をまぶして食べると尚美味しく

更にはお菓子の材料になったりと、子供にも大人にも大人気な果物の一つですよね。

みなさん、ご存知でしたか?イチゴは野菜として生産されているんですよ。

そして、果実だと思って食べている赤い実の部分、これは、花托といって被子植物において茎が厚くなった、そこから花が育つ部分のことなんです。では、イチゴの本来の果実って?イチゴにとっての果実は一見して種子に見える一粒一粒であり、正確には痩果っていうのです。あの種に見える小さな粒がイチゴ本来の果実なんですよ。

全く驚きです。

 

 

ところで、イチゴの生産地で有名な県は? 

生産量、出荷量ともに日本一は、言わずと知れた栃木県ですね。

その次は、福岡、熊本、長崎といった九州の県が出てくるのですが

栃木県の生産出荷量は群を抜いており、2位以下の県を大きく引き離しています。

2位の県に比較して約8倍!ダントツの生産出荷量を誇っています。

「栃乙女」鮮やかな赤色、大きくて甘みの強いイチゴで有名ですが、まさしく苺を代表する品種ですが、名前を見てもわかるように、栃木を代表する農作物の一つではないでしょうか。

 

苺の種類って意外と豊富で、代表的なものは <とよのか> <女逢(にょほう)>

などがあげられますが、現在は25種位が流通しているようですが、一生の間に全酒類の苺を制覇してみたいなぁと思います。

 

今日はそんな中でも、世にあまり流通していないマイナーな苺のお話です。

マイナーって日本ではあまり良い意味で使われていないような気がしますが

そのマイナー選手が凄いんです!

その名は 桃薫(とうくん)

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見た目は、苺を代表するような真っ赤な色合いではなく、淡い桃のような色合いです。また、一般のイチゴに較べて種に見える部分の凹みが深いのが特徴です。知らない人が見ると熟れる前だと勘違いしそう。でも華やかな桃やココナッツの香りが強く、一般的ないちごとは一線を画しています。

 

味と香りはまさしく桃。でも食感は間違いなく苺。

じゃあ、桃を食べれば解決!ってわけでもなく

苺のくせに桃のような香りと味わいで何とも不思議な感覚になります。

でも、美味しい!!

 

名前は『桃のような甘く芳醇な香りが隅々まで漂う(薫る)様子をイメージし、各地に広く普及していくことを願って命名された』となっていますが、まだまだ生産量は少なく、注文生産を中心にしている農家も多いようで、一般のスーパーなどで見かけることはありません。

また、特徴がある品種なので、各地でブランド化も進められているようです。

長野県軽井沢では「軽井沢貴婦人」として、北海道北斗市では「もものか」という名称で出荷されています。

大手デパートのデパ地下であれば、売っているみたいですが、最近ではネット販売での通販も可能です。

大手百貨店のデパ地下なら、一粒約1300円の高級品もあるようですが、ネットであれば

Lサイズ12~15粒入ったパックが2980円と手頃?な値段で流通しています。

(それでも通常イチゴの5~6倍の相場ですよね)

 

良かったら皆さんも、お試しあれ!

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