来月で結婚15年「水晶婚式(銅婚式)」
一般的には「水晶婚式(銅婚式)」と呼ばれているそうですが
我が夫婦も何かとありながら、ここまでよく続いてきたものです。
2男1女の子宝にも恵まれ個人的には幸せだと思える家庭を築いてきたと自負しているのですが・・・。
実は何年か前に家内に送ったメールがあるのです。送るまではかなり迷った挙句、友人たちに後押しをされて送ったメールですが、そのメールをここで紹介してみようかと思います。
=====恥ずかしくって出せなかったメール=====
8年前の今日(2000.3.24)遠い南の島で僕らは二人っきりで式を挙げたんだよね。
南国特有のどこまでも澄み渡った青空の下、ウエディングドレスを着た君はとても綺麗で、そして、とても幼かったですね。
今だから言えることだけど当時の僕は、不安でいっぱいだったんだよ。余りに若く幼く、そして世間知らずな君を嫁さんに選んで大丈夫なのか?と極度のマリッジブルーの中で挙式したこと。君は知らなかったでしょ(笑)
早いもので、あれから、もう8年が経つんだよね
喧嘩も沢山したよね。泣かせたこともいっぱいあったっけ。
今だから笑って言えることだけど…当時の君には辛いことばっかりだったと思っています。ごめんな。
今まで文句も言わず、ついて来てくれて…本当にありがとう。
君も夏には3人のお母さんになるんだよね。また大仕事が控えてるけど頑張ってくださいね
最後に…約束してください。僕より一日でも良いから長生きしてくださいね。僕を看取ってくれるのは君だけだから。縁起でもないこと書いちゃったけど(笑)要は…この先、死ぬまでヨロシクってこと。
今夜は出来るだけ早く帰ってきます。美味しいものでも食べに行こうね。
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今見ると、恥ずかしさで顔から火が出そうなメールですが
このメールを手紙に書き換えて出しちゃいました。
家内が寝入ったあとに『枕元に手紙を』作戦をと意気込んでると、普段は早く寝る家内が昨夜に限って夜更かし。時計を見ると時刻は午前1時過ぎ。早く寝るよと
家内を促し…それぞれ別室へ。 約30分後、家内が寝入ったのを見計らって…家内と子供の寝室へ。作戦決行です。
携帯の下に手紙をそっと忍ばせておきました。
朝7時前にいつものように小学一年生の長男坊が
『お父さん、朝ですよ。起きてくださーい!』
ん? 口調が怒ってる??
僕的には『お父さんありがと』と家内が起こしに来る筈だったのに…。
長男が何故か怒りながら私を起こしにきたのでした。
リビングダイニングに入ると家内が目を真っ赤にして朝食の支度を。
次男坊が僕を見るなり『おかーさん泣かせちゃダメ!』とあらあら。
直ぐさま長男も『そうだよ!おかーさん泣かせたらだめぢゃん』と
なぜ朝から責められてるの?俺?
ようやく嫁が『違うんよ。おかーさん嬉しくて泣いてたの』と…。
朝から大騒ぎのわが家でした
職場に出かける間際に家内から『今までで一番嬉しいプレゼントでした。お父さんありがとう。こちらこそ、この先もずーっとお願いします』との言葉を頂きました。
今から8年前の出来事ですが、そんなこんなで、その時小学一年生だった長男坊も今年は高校受験。希望の高校に入学できるといいなぁ。
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